お手入れが楽!なXOOPS その管理内容とは
- XOOPSで制作するメリット
- 2009年1月12日
私、家具が好きです。訪問した会社の来客用ソファを見るのが結構好きだったりします。社長のこだわりが見えたりして、いいソファを見るとおおっと思います。ちなみに当工房の来客用ソファは、愛知県刈谷の方にある有名メーカーK社製の年代モノで、古いですが状態の良い、木と布の組合せが絶妙なアメリカンカントリー調です。
そんなこだわる人はこだわるソファですが、その代表的な素材には、革張り、布張りといった種類があり、その中に「ソフトレザー」という素材があります。日本語で書けば「合成皮革」。特長として、肌触りが革のようなのに日常のお手入れが必要ないという、小さいお子さんのいる家庭で、人気がある素材です。接客販売員も「お手入れが”簡単”ですよ〜」と勧めてよく売れています。
しかし、お手入れが”簡単”といえども、汚れないという意味ではありません。肘掛に手垢も付けば、よく座る箇所は汚れてきます。つまり、どんなにお手入れが簡単でも最低限しなくてはいけない必要事項はあるものです。
ホームページソフトの中では、同じように、「お手入れが楽!簡単!」といわれるXOOPS(ズープス)ですが、やはりXOOPSにも最低限しなくてはいけない必要事項(管理事項)はあります。決して「放っておいても構わない」という意味ではありません。今回はその管理内容についてです。
まずはバックアップ。これがなかなか実行できないものですが
しなくてはいけない管理事項の、まずひとつめは、バックアップです。XOOPSは、アップロードした画像ファイル等は、指定フォルダ内に、日々の更新した内容は、データベースに格納されます。更新内容とは、例えばニュースやコラム、ブログといったコンテンツに入力した文章の事です。
フォルダ、データというものは、いろんな原因で失われる可能性があります。人為的ミス、ハードウェア障害、ウイルス、災害、悪意ある攻撃。もし万が一の場合の備えとして、バックアップは、XOOPS管理において重要なファクターです。
主なバックアップは、XOOPSファイルとデータベース。この2つをローカルに保存すればOKです。一般的な手順は、
・XOOPSファイル・・・FTPソフトなどで手元のパソコンやハードディスクにダウンロード保存。
・データベース・・・phpMyAdminソフトなどで同じく手元のパソコンやハードディスクにダウンロード保存。
詳しい手順は、当サイトの管理運営マニュアル-バックアップ方法-を参照して下さればよいですが、やり方さえ覚えれば、難しい作業ではありません。
しかし、やり方を覚えたとしても、なかなか実行されないのがバックアップ作業でもあります。バックアップですから、定期的な作業が必要です。間隔はそのホームページの更新頻度に合わせてすればいいのですが、日常業務が忙しく、ついつい後回しになり、気付くと何ヶ月もバックアップしていなかったなんて事もよくあるようです。
バックアップは自動車保険のようなものです。自動車保険は、事故を起こさなければよしですが、万が一事故をしてしまった場合、その損害をまかなってくれます。誤ってファイルを消去してしまうこともなく、サーバーも問題なく稼動すればよしですが、万が一何らかの原因でデータを消失してしまった場合、バックアップデータがあればすぐ復旧できるわけです。
忙しくて、定期的なバックアップ作業まで手が回らないなら、その作業を管理会社に委託するのもいいでしょう。委託料金をケチった為、いざという時に、データがない!というのは絶対避けなければいけません。(実際の話で、ホームページ制作時より全くバックアップをとっていなかった企業サイトが、サーバートラブルによりデータが消失。今までの何年分もの蓄積データが一瞬でパァという、全く笑えない話を私は知っています。)
次にバージョン管理。自動車保険のように自動的に等級が上がればいいのですけどね。
あらゆるソフトと同じように、XOOPSも新しいバージョンがリリースされます。それはコア本体であったり、モジュールであったり。新バージョンには、機能アップや不具合の改良が含まれます。中には重要な脆弱性が発見され、その問題を修正したバージョンである場合もあります。ホームページを悪意ある攻撃から守る面でも、バージョン管理は重要です。
自動車保険では、事故を起こさなければ、毎年自動的に等級が上がり、昨年と同じ保険料でサービス内容が良くなります。しかし、ホームページのバージョンは自動的にはアップしません。リリース情報をチェックして、きちんと管理をする必要があります。自動車保険のサービスの中には、「プロテクト等級」というのがあるそうです。自損を含めた事故を、どれだけ起こしても、等級がキープされ、保険料(元々高め)が一定で上がる事がないそうで、運転に自信のない方がよく加入されるそうです。ホームページのセキュリティにもプロテクト等級があればよいですが、残念ながらそれはありません。こまめな管理が必要です。セキュリティに不安のある、メンテンナンスのされていないホームページで、買い物や個人情報を送信しようとは思いませんよね。
バージョン管理の場合、バックアップに比べて、作業内容の敷居が少し高くなります。アップグレード作業だけならよいのですが、稀に、バージョンを上げたことによる不具合が出ることもあります。ここでいう不具合とは、コアやモジュール自体の不具合ではなく、利用しているサーバー環境によって出る現象であったり、他のモジュールとの相性だったり、操作ミスなどに因る不具合です。いろんな原因が考えられるので、もしそうなった時に不安だ!という人は、この管理を管理会社に委託するのもいいでしょう。頻繁にお願いしなくても、リリースされた時、または年に何回か定期的にチェックしてもらえばOKです。
以上ふたつが、XOOPSでしなくてはいけない代表的な管理内容です。どうですか?「教えてもらえれば出来そうだ」「ちょっとむずかしそうだな」いろんな感想があるでしょう。出来そうな人は自社でやればOKです。時間的に無理かも、むずかしそう、という人は、その作業だけを委託すればいいと思います。
更新の度に委託して料金を払っていた従来のホームページに比べたら、バックアップ・バージョン管理を委託したとしても、そのコストは大幅に削減されるはずです。
そんなこだわる人はこだわるソファですが、その代表的な素材には、革張り、布張りといった種類があり、その中に「ソフトレザー」という素材があります。日本語で書けば「合成皮革」。特長として、肌触りが革のようなのに日常のお手入れが必要ないという、小さいお子さんのいる家庭で、人気がある素材です。接客販売員も「お手入れが”簡単”ですよ〜」と勧めてよく売れています。
しかし、お手入れが”簡単”といえども、汚れないという意味ではありません。肘掛に手垢も付けば、よく座る箇所は汚れてきます。つまり、どんなにお手入れが簡単でも最低限しなくてはいけない必要事項はあるものです。
ホームページソフトの中では、同じように、「お手入れが楽!簡単!」といわれるXOOPS(ズープス)ですが、やはりXOOPSにも最低限しなくてはいけない必要事項(管理事項)はあります。決して「放っておいても構わない」という意味ではありません。今回はその管理内容についてです。
まずはバックアップ。これがなかなか実行できないものですが
しなくてはいけない管理事項の、まずひとつめは、バックアップです。XOOPSは、アップロードした画像ファイル等は、指定フォルダ内に、日々の更新した内容は、データベースに格納されます。更新内容とは、例えばニュースやコラム、ブログといったコンテンツに入力した文章の事です。
フォルダ、データというものは、いろんな原因で失われる可能性があります。人為的ミス、ハードウェア障害、ウイルス、災害、悪意ある攻撃。もし万が一の場合の備えとして、バックアップは、XOOPS管理において重要なファクターです。
主なバックアップは、XOOPSファイルとデータベース。この2つをローカルに保存すればOKです。一般的な手順は、
・XOOPSファイル・・・FTPソフトなどで手元のパソコンやハードディスクにダウンロード保存。
・データベース・・・phpMyAdminソフトなどで同じく手元のパソコンやハードディスクにダウンロード保存。
詳しい手順は、当サイトの管理運営マニュアル-バックアップ方法-を参照して下さればよいですが、やり方さえ覚えれば、難しい作業ではありません。
しかし、やり方を覚えたとしても、なかなか実行されないのがバックアップ作業でもあります。バックアップですから、定期的な作業が必要です。間隔はそのホームページの更新頻度に合わせてすればいいのですが、日常業務が忙しく、ついつい後回しになり、気付くと何ヶ月もバックアップしていなかったなんて事もよくあるようです。
バックアップは自動車保険のようなものです。自動車保険は、事故を起こさなければよしですが、万が一事故をしてしまった場合、その損害をまかなってくれます。誤ってファイルを消去してしまうこともなく、サーバーも問題なく稼動すればよしですが、万が一何らかの原因でデータを消失してしまった場合、バックアップデータがあればすぐ復旧できるわけです。
忙しくて、定期的なバックアップ作業まで手が回らないなら、その作業を管理会社に委託するのもいいでしょう。委託料金をケチった為、いざという時に、データがない!というのは絶対避けなければいけません。(実際の話で、ホームページ制作時より全くバックアップをとっていなかった企業サイトが、サーバートラブルによりデータが消失。今までの何年分もの蓄積データが一瞬でパァという、全く笑えない話を私は知っています。)
次にバージョン管理。自動車保険のように自動的に等級が上がればいいのですけどね。
あらゆるソフトと同じように、XOOPSも新しいバージョンがリリースされます。それはコア本体であったり、モジュールであったり。新バージョンには、機能アップや不具合の改良が含まれます。中には重要な脆弱性が発見され、その問題を修正したバージョンである場合もあります。ホームページを悪意ある攻撃から守る面でも、バージョン管理は重要です。
自動車保険では、事故を起こさなければ、毎年自動的に等級が上がり、昨年と同じ保険料でサービス内容が良くなります。しかし、ホームページのバージョンは自動的にはアップしません。リリース情報をチェックして、きちんと管理をする必要があります。自動車保険のサービスの中には、「プロテクト等級」というのがあるそうです。自損を含めた事故を、どれだけ起こしても、等級がキープされ、保険料(元々高め)が一定で上がる事がないそうで、運転に自信のない方がよく加入されるそうです。ホームページのセキュリティにもプロテクト等級があればよいですが、残念ながらそれはありません。こまめな管理が必要です。セキュリティに不安のある、メンテンナンスのされていないホームページで、買い物や個人情報を送信しようとは思いませんよね。
バージョン管理の場合、バックアップに比べて、作業内容の敷居が少し高くなります。アップグレード作業だけならよいのですが、稀に、バージョンを上げたことによる不具合が出ることもあります。ここでいう不具合とは、コアやモジュール自体の不具合ではなく、利用しているサーバー環境によって出る現象であったり、他のモジュールとの相性だったり、操作ミスなどに因る不具合です。いろんな原因が考えられるので、もしそうなった時に不安だ!という人は、この管理を管理会社に委託するのもいいでしょう。頻繁にお願いしなくても、リリースされた時、または年に何回か定期的にチェックしてもらえばOKです。
以上ふたつが、XOOPSでしなくてはいけない代表的な管理内容です。どうですか?「教えてもらえれば出来そうだ」「ちょっとむずかしそうだな」いろんな感想があるでしょう。出来そうな人は自社でやればOKです。時間的に無理かも、むずかしそう、という人は、その作業だけを委託すればいいと思います。
更新の度に委託して料金を払っていた従来のホームページに比べたら、バックアップ・バージョン管理を委託したとしても、そのコストは大幅に削減されるはずです。
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