Webサイトと隣の芝生
- ホームページを持つメリット
- 2011年6月10日
「隣の芝生は青く見える」
皆さんご存じのことわざで「他人の物はよく見え羨ましく思える」という意。
小さい頃の母との会話を思い出します。
私 「○○ちゃん、ガンダムの超合金を買ってもらったんだって!僕も欲しい、買って〜。」
母 「買いません。この間おじいちゃんに買ってもらったばっかりでしょ。」
私 「あれは違うよ、ガンダムじゃない。」
母 「とにかくだめです。」
(と、こんなやり取りがしばらく続くと最後にお決まりの台詞!)
母 「よそはよそ!うちはうち!」
なぜ他人の物はよく見えるのでしょう(笑)
大人になった今でも日常的にあるもので、お昼に入ったイタリアンレストラン。散々悩んで決めたペペロンチーノなのに、友人のトマトソースを見たとたん「そっちにすれば良かった」(笑)
この人間のメカニズムはとても興味深いですが、Webサイトにおいてもついつい隣の芝生が気になってしまうものです。
今回のテーマは「Webサイトと隣の芝生」。
あそこと同じように作ってくれ
「A社のサイトを見てあそこと同じように作ってくれ。どうやらA社はWebサイトを立ち上げてそこからの売上が上がったらしい。うちも同じようにしたいんだ。」
A社とは同業他社です。
同じ業界のライバル会社の動向は気になるものです。ましてや売上が上がったとの噂を聞いたあなたの目には、A社の芝生は青々とうつる事でしょう。
ここで慌てずに。少し立ち止まって整理してみましょう。
真似するとよい?
良いと思う事を取り入れるのはいい事ですが、真似だけでは決して1位にはなれません。そして同じようにやって同じだけの売上が上がる事もありません。さらにいえば、A社とは会社が違うわけですから、真似サイトを立ち上げたとしてもそもそもその内容が異なってしまいますね。
やはり、真似で固めるのでなく、ここは1位を目指しましょう。
ここでいう1位とは・・・。その前に最初に確認すべき事があります。
あなたの会社のストロングポイントは?
あなたの会社の強みは何ですか?まず、ストロングポイントを確認してみましょう。
必ずあなたの会社ならではのポイントがあるはずで、Webサイトの構築には重要なファクターです。
ここでいう1位とはあなたの会社ならではの「1位」です。
自社の強みを間髪入れずに挙げるのは意外と難しいもので、Webサイトの立ち上げ時期はストロングポイントを確認するいい機会だと思っています。
これを機にお客様に聞いてみたり、社内で確認し合う事が重要です。
同業でも会社が違えば
例えば、決して安売りではないがその分優れた人材の提案力とサポート力が最大の強みな場合。やはり顔の見えるコンテンツの作成や、その自慢のサポート力がよく分かる内容にするべきでしょう。
対するA社が値段で勝負といった会社なら、A社とはサイトの役割は当然違ってくるはずですし、仮に真似したサイトを立ち上げてしまえば、たちどころにお客様の信頼を下げてしまいますね。
つまり「あそこの会社と同じように作ってくれ」という風に隣の芝生を見ながら自社サイトを構築してはいけません。
最後に
まずはストロングポイントを挙げてみましょう。
さらに、今後目指していきたい目標、強化していきたいポイントに対してウェブを活用するのは賛成です。
次々と強みを挙げられる会社は、他社の真似等せずともきっと良い働きをするWebサイトが完成するでしょう。
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