XPressME→WordPressME→WordPress備忘録 その2

WordPress WordPress

先回の記事の続きです。XPressME→WordPressME→WordPress備忘録 その1

今回は、現行のWordPressへ移行前の文字コードの変換です。

文字コードの変換

現行のWordPressは文字コードがUTF-8。
WordPressME2.0.x(EUC-JP)からのアップグレードになるから、同時に文字コードの変換が必要です。

そこで、WordPress Codex日本語版サイトのWordPress のアップグレード/WordPress MEから を見てみます。

文字コード UTF-8 以外で運用していた場合

文字コード UTF-8 以外で運用していた場合
文字コードの変換作業が必要です。

あれ、具体的な手順は書いてないのね・・・(笑)

恐らく変換対象は下記でしょう。

  • データベース(MySQL)
  • wp-config.php
  • テーマファイル

順にやっていきましょう。

データベース(MySQL)の文字コード変換

  1. サーバーからデータベース(MySQL)をエクスポートする。
  2. エクスポートしたSQLファイルをエディタで開いて、「テーブルのデータのダンプ `(接頭辞)_wp_options`」箇所の「(接頭辞)_wp_user_roles」の行を探す。
  3. 「管理人 – (Administrator)」「編集者 – (Editor)」「投稿者 – (Author)」「寄稿者 – (Contributor)」「購読者 – (Subscriber)」の5ヶ所を以下のように変更する。
    s:24:”管理人 – (Administrator)”

    s:9:”管理人”
    ※私のは「s:24:”管理人 – (Administrator)”」になっていたけど「s:6:”管理人”」の人もいるみたいなので、自分のファイルの記述に合わせて書き換えてみてください。
    <この変更の意味>
    「管理人」の文字数は3文字です。EUC-JPでは1文字は2バイトなので 2バイト×3文字=s:6 なのに対して、UTF-8では1文字は3バイトなので 3バイト×3文字=s:9 となるわけです。
  4. 「テーブルのデータのダンプ `(接頭辞)_wp_options`」箇所の「(接頭辞)_blog_charset」の行を探す。
  5. 「EUC-JP」箇所を変更する。
    EUC-JP

    UTF-8
  6. 「テーブルのデータのダンプ `(接頭辞)_wp_options`」箇所の「rss_***」の行を全てコメントアウトする。
    ※いろいろ他の人の記事を読んでみるとどうやら文字化けするみたい。なので一応。
  7. 私の場合、別サーバーでこのデータを立てたかった為、接頭辞を変える。
    (接頭辞)_wp_***

    (新しい接頭辞)_***
    ※XOOPSのWordPressモジュールで付いていた「_wp」は取りました。
  8. 文字コードをUTF-8にして保存。
  9. サーバーへデータベース(MySQL)をインポートする。

wp-config.phpの文字コード変換

文字コードと接頭辞を変えたから、次にwp-config.phpを編集。

「$table_prefix」を新しい接頭辞に変更。

define (‘WPLANG’, ‘ja’);

define (‘WPLANG’, ‘ja_UTF’);

にしたらOKです。

テーマファイルの文字コード変換

テーマファイルの中でもしEUC-JPで保存されているファイルがあったら、UTF-8で保存し直し。

これで文字コードの変換は完了です。

次回はいよいよこの手順。
WordPressME2.0.x

現行のWordPress

いろいろ難関でハマりました(笑)

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました