先日バッファロー社の外付けハードディスクが認識されなくなりました・・・。ハードディスク自体は動いとるようだけどどうやってもPCから中が見られない(エラーになる)。
こりゃ手に負えん、とバッファローへ電話しました。品番と症状を説明「だいたいいくらかかりそうですか?」
修理の人「そうですね、正確には見積もりしてからになりますけど、おそらく8万円くらいですかね」
20万円は見ておいてもらったほうが
8万円か・・・う~ん。中のデータはそれくらいの価値があるけど8万円はけっこう痛いゾ。と悩んでいたら、
修理の人「あっ、8万円は最低価格です。これまで8万円で済んだ人はいないので8~20万円は見ておいてもらったほうが・・・」
おぉう?20万円とな!?
そりゃ高いわ!この外付けハードディスク5、6個買えるじゃないの。
修理の人「新しく買ったほうがいいですよ」
大事なのは中のデータだって
いやいや大事なのは中のデータだって。5、6個買えるとか思っちゃったけど外付けハードディスクが欲しいわけじゃないのよ。新しいの買ってどうすんのよ。
あまりにも高い。しかも、バッファローはデータ復旧サービスを謳っとるわりに修理の人の(こんな高い金払って修理するなんてどうかしてるゼ、新しいの買っちゃいなよ)オーラがすごいので、電話は切りました。
そんなにかかる?
ネットで調べるとデータ破損にもいろいろあるようで、軽度のものだとPCから中さえ見られればどうとでもなるらしい。つまり「見られない」だけで中のデータは生きている場合ね。重度だと中もイっちゃっているのでこれはほぼ素人には無理。
見たところ、私の場合、どうやら中のデータは生きているっぽい。
ということで何とか安く、できることなら自分でどうにかできないかと調べまくりました。
自力データ復旧セットがあった!
何が何でも自力で復旧してブログネタにしてやる!という反骨精神で調べまくりましたw
あったーー!
幸いにもバッファロー製品専門の復旧業者を見つけました。
1万8千円で自力データ復旧セットを購入。四苦八苦しながらおかげさまで無事復旧できました!。NAS-RESCUE.comさんありがとうございました!あらためて御礼申し上げます。
余談ですが、顧客でも同じ時期にPCが壊れまして、データ復旧とハードディスク交換などを民間業者に依頼したそうで。料金は9万円ほど。安くしてもらえたようです。
バッファローさん、存在価値を下げていないかね?
自分の経験と顧客の話を聞いてふと思いました。
一般の復旧業者でこれだけ安くできるのに、自社機器であるバッファローの20万円はあまりにも高すぎやしませんか・・・と。そう、
バッファローさん。保存データを扱う会社として存在価値を下げていないかね?
「古い品番だから20万円」とは足元見すぎ。もしかしてそこでもうけとる?と思ってしまうよ。
私は自力でできたけど一般の人は倫理障害だの物理障害だのが理解できないだろうから、バッファロー製ならバッファローに依頼するしかないでしょ。
外付けハードディスク自体が「元々安価商品だから仕方ない」という声もあるけど、保存媒体機器の場合、商品じゃないのよ。みんなその中に保存してあるデータを取り出したいの。人によっては仕事の資料だったり家族の思い出の写真だったり。それが大事なのよ。そこまで考えとられるようには思えんのんよなぁ。
20万円・・・そのためにはみんな泣く泣く出すでしょ。
大量出荷してそのうち数%が壊れて20万円
外付けハードディスクを大量出荷してそのうち数%が壊れたとして1件20万円・・・ぼろ儲け。
保存データを扱う会社として自分たちで自社存在価値を下げていないかな、と思うわけです。
これまでたくさんバッファロー製品使ってきただけに、残念だよあたしゃ・・・。企業姿勢って大事だよね。
正常な今のうちに替えよう
やっぱりバックアップは2~3箇所とらんといけません(←自分への戒めww)。壊れてからでは遅い。外付けハードディスク使っているみなさん、正常な今のうちに保存先を増やしておくとよいですぞ。