「モバイルフレンドリーではありません」詐欺に気をつけなはれや~

レスポンシブデザインモックアップ Google

最近、顧客に、御社のサイトを見た、と言って、以下のようなWEB会社の営業があったみたい。


御社のホームページを拝見して大変重大な問題点が見つかりました!
モバイルフレンドリーテストで「このページはモバイルフレンドリーではありません」と判定されました。
Googleに違反しており、今後は検索対象から外される、重大なペナルティを受けます。
これは全世界中のホームページ制作者・管理者の知るところです。
当社なら早急に是正します。


こんなこと言われて(え?検索から外されるの!?)とお客さんもうびっくり。でも同時に(モバイルでちゃんと閲覧できるのになぁ)と疑問に思い井元に連絡をくれました。お客さんのおっしゃるようにすでにこちらのサイトはモバイルフレンドリーに対応済。

気にしなくていい

同じように言われて(どうしよう・・・)と思っておられるWEB担当者さんもおられると思うので。もしすでにモバイル対応済であるならば、結論から申し上げると

気にしなくていい

です。

Googleのモバイルフレンドリーテストは読み込み時間が長いと「このページはモバイル フレンドリーではありません」と出ます。他のサイトでもよく出る。WEB会社なら既知事案です。

実はこれ2016年の事案。えらい古い情報。対応していないサイトはすでにもう検索結果に変化が起きている。今さらこんな営業手法でこの会社大丈夫か?そして正確に言うとペナルティーではない。別に悪いことをしたわけじゃないからね。

Googleの意図

Google

Googleの意図は「モバイルで閲覧したときに快適に閲覧できるサイトにしてね」です。時々スマートフォンで見たときPCのレイアウトで表示されて読みづらいサイトってありますよね?文字が小さいから拡大したりしないといけないし、タップしたら隣のリンクに触れてしまったり。こういうサイトはランキング要素に影響が出て検索結果が下がっちゃうよ、という主旨です。

モバイルフレンドリーテストはあくまで「目安」。実際にスマートフォンでアクセスしてモバイルレイアウトになっていればオケ。対応しているサイトは問題ありません。心配しているWEB担当者さん、大丈夫ですよ。

詐欺に気を付けなはれや

このことからも、実機で閲覧もせずに、「このページはモバイルフレンドリーではありません」と出るから違反になる!、という安易な指摘は、一般のみなさんの無知をいいことにひどい営業だよ。同じ制作会社としてちょっと憤りを感じる・・・。ちゃんとした制作会社からすれば鼻で笑う、いや鼻くそ丸めてピンッ!くらいの低レベルな話です。

みなさん、こんな営業(詐欺)に丸め込まれないように十分お気を付けなはれやぁ~。


映画を観ながら、そろそろ映画の中に自分が入れる!、なんてサービスが出てこないかなぁ、と思っています。たとえばエキストラの頭にカメラをつけて撮った映像で、あたかもそこに自分がいるかのような!臨場感抜群を体験できそう。Amazonプライムビデオあたりで出ないかなぁ。

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