AIを、井元は今のところこんな感じで使っているよ

AIといも AI

みなさん、AIを使いこなしておられるでしょうか。

私はと言えば、使いこなす、とまではいかなくとも、だいぶ仕事で“使える”ようになってきました。

使っていると(おー!こんなことにも使えるじゃないか)と毎日発見があり、けっこう楽しいです。使っているようで、もしかしたら“使われている”のかもしれませんが、そこは「人間の方がえらいんだぞ」と負けないように張り合っている毎日です。

AIは、これからまだまだ進化していくでしょうが、井元は今のところこんな感じで使っているよ、を今日は書いてみたいと思います。

余談ですが、顧客のみなさんはどうしているのか気になっていろいろお聞きすると、程度の差はあれ、活用しておられるようです。さすが社長のみなさん!アンテナが鋭い。

業界を調べる

井元の主な仕事にWEBサイト・コンテンツ制作があります。

その際、いきなり構築するのではなく、まずは制作前に業界をつぶさに調べることから始まります。

クライアントがどういった業界で商いを営んでいるのか、商品・サービスは誰に購入・利用してもらっているのか。はたまた同業他社にはどんな会社があるのか。

業界紙があれば取り寄せ、ときには実際にモノを購入してみたり、サービスを利用してみたりして、まずはこれから制作するサイトの業界を知ることに、マンパワーをかけてきました。

この作業をAI(ここではChatGPT、通称チャッピー)に置き換えてやってみました。

業界のことを質問すると、そこはさすがAI!この業界で数十年ブイブイ言わせてきたベテラン社員かのように、ドヤ顔で説明してくれました。

(お前、今検索して知ったことばっかだろ……)

知ったかぶりに若干イラッとしましたが、ただそこはAI、とにかく情報量が多い。瞬時にこれだけ出すのだから、やっぱりすごいです。まあ、そこんとこは認めてやろう。

ただ、質がおおまかなんですよね。概要というか、サラッと上を撫でただけというか。サラふわ~な自然素材のブランケットのようです。肌触りがいい~!

もうちょっと深読みがほしい。

このあたりは、まだまだだなチャッピー。引き続き、人間様である私自らが今でも調べることにしています。わからないことがあったら、ちょっと教えろ、とAIに聞く程度。

やっぱり一番いいのは、クライアントからのヒアリング。なにより生の声が一番理解しやすいですね。

ペルソナを作成する

次に「目的・ターゲット」の設定作業をします。なんのために制作するのか、といったWEBサイトの目的にはじまり、主なターゲットを設定します。

ターゲットとは、WEBサイトを利用するであろうユーザーのこと。クライアントの商品を購入する人や、サービスの対象となる人で、いくつかパターンをもって設定をします。

AIが登場するまでは、調べた業界情報を基に、サイトを利用するであろうターゲットを、私のほうで設定、提案をしてきました。

この作業をチャッピーに置き換えてやってみます。

たとえば、ペルソナ(商品の購入やサービスの対象となる架空の典型的なユーザー像)を作成してみます。

ペルソナを3名分作成して

出ました。

AI
AI

■ペルソナ【1】地元企業の広報担当

基本情報
氏名(仮):佐藤真由美(さとう・まゆみ)
年齢:38歳
職業:製造会社の総務・広報担当
所在地:広島県廿日市市
ITリテラシー:中程度(Word・Excel・SNS運用可)
課題・悩み
・自社サイトが古くスマホ非対応。
・情報更新のたびに外注していてコストと手間がかかる。
・自社ブランドを統一的に見せたい。

■ペルソナ【2】
……

以下3名分。

おぉ……や、やるじゃないか……!

クライアントの商品・サービスを利用するであろうユーザー像をものの数秒で出してくれました。ぐぬぬ。す、すごい。

サラふわ~なAI

こんな感じで提案資料の初稿で、チャッピーを利用しています。

ただ、やっぱりペルソナもサラふわ~な内容なんですよね。自然素材のブランケットは気持ちいいけども、ふわふわ過ぎる!

どこまでいっても“一般的な”仕上がりのペルソナです。メガネ店でたとえるなら、【1】視力が落ちた人、【2】コンタクトレンズがほしい人、【3】補聴器を使っている人、てな具合です。

そりゃ大きくカテゴライズすればそうなんだけど、実際のユーザーは、店舗や会社が違えば、同じメガネ店でも大きく差があります。客層も違えば地域性、取り扱っている主力商品も違うし、なにより会社の理念がそもそも違う。

だから、AIが出してきたものをそのままでは使えません。そこから、私が肉付けしていきます。調べた業界のこと、クライアントからヒアリングした生の声、ユーザーの声などを反映させて、“その会社”に合ったペルソナを作り上げるのです。

メリット、体感で1.5~2人分

AIを活用することによるメリット。それは、

提案力のある自分と、もうひとりつく

ですね。私にもうひとり!体感で1.5~2人分くらいでしょうか。これは大きいですよね。従来なら「2人×○時間」のところ「1人×○時間」の工数なのに、1.5~2倍の仕事量でいけるんですから!予算が抑えられるうえに、クオリティーが上がる。いいことづくめです。

プログラムの先生

CMSを構築するうえで(う~ん、ここをこうしたいけど、どうしてもうまくいかない)てなときにも、チャッピーは大いに役立ちます。「こういうことできる?」と壁打ちをして、出してくれたソースを元に自分で書き直したりして、また投げる。これを繰り返して、クライアントの希望どおりの動作が実装できたときはうれしいですね。

プログラム用途で使い始めたきっかけは、まだまだチャッピーが初期版のころ、代理店でもあるシステム会社さんがすでに上手く活用をしていたのを目の当たりにしたとき!(うわ!チャッピー、プログラム言語も書けるのか!)と衝撃を受けました。

これまでの、ネットで調べる時間が大幅に短縮。先日も、従来なら泣く泣くお断りするような案件を無事完成させて納品することができました!

プログラム言語に関しては、私井元に先生がついたイメージです。

AIとコンビ結成!

本日は、AIを井元は今のところこんな感じで使っているよ、なお話でした!

これまでの仕事のやり方が大きく変わったAIの出現。

AIだけに頼ると“一般的な”知見になりますが、人間だけだとその人の知見には限りがあります。
でも、ふたり(あえて擬人化!)だったら、よりいい提案・制作が可能となるわけです。

これからも積極的に活用していきたいですね。AIの成果物に、私自身の知見を反映させて、クライアント一社ずつ、それぞれの会社に合った提案をしていきたいなと思っています。言うなれば、AIとコンビ結成!といったところでしょうか。

そうだ!コンビ名をチャッピーに出してもらおう!

井元
井元

AIと私の名前「井元」がコンビを組んだとします。コンビ名の候補を出して

AI
AI

面白いですね!AIと井元さんのコンビという設定、語感・意味・親しみやすさなどを考慮して、コンビ名候補を挙げますね

  1. A井元(エーイモト)(AI+井元。ストレートで覚えやすい)
  2. AIモト工房(親しみやすく、井元デザイン工房の延長線のような感じ)
  3. AIとイモ(シンプルで印象に残る)

……ま、まあ、『AIとイモ』でいいです。

AIといも
チャッピーに頼んだら、アートでシュールに描いてくれましたw

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