娘のベッド

老舗家具店とニトリから学ぶWEB運用のヒント

先日ニトリで娘(4歳)のベッドを買いました。子どもと言えども毎日寝るところだから、どんなのがいいかけっこうお店を回りまして、そのとき店舗によっていいところ、またはこうしたらええんじゃね?というところたくさん見受けられましたので、今日はそこのところ書いてみようと思います。

題して「老舗家具店とニトリから学ぶWEB運用のヒント」

結果、老舗家具屋さんにはちょっと手厳しい内容になっちゃったけど、他業種の小売店さんにはここからWEB運用のヒントにしてもらえればな、と思います。

シングルベッドを買うことにしました

身長が100cm近くなってきたのにいまだベビーベッドの娘。夜中に頭やら足やらぶつけていました。(ごめんね)
子どものいる友人に聞いてみると、みんなダブルベッドで川の字で寝ているという声が多かった。

我が家でも一度やってみたらチビのくせに堂々と真ん中で大の字で寝られた挙句、妻などは寝ぼけキックが鼻に入ってえらい目にあっていたので、こりゃだめだとシングルベッドを買うことにしました。(わしじゃなくてよかった・・・)

ワタクシ元家具屋です

何を隠そう、実は井元は元家具屋です。だから家具選び大好き。仕入れメーカーもわかりますし商品の目利きもあります。

ベッドはマットレスが命。今回の条件はマットレスさえある程度いいモノならフレームはこだわりなし。
今は体重15kg。これから大きくなったとしても子どもだから体重は知れていますので、マットレスは、安価なんだけども品質の良いモノ、そんなベッドを探します。

まずは某老舗家具店へ

ちょうどいいタイミングでチラシが入っていまして、セール目玉品の39,800円や49,800円のベッドが・・・や、安い!

20年前に家具屋にいたころもこういう価格帯があったんだけど、それはひどいものでした。ベッドメーカー製ではなく当時中国などから仕入れていたマットレス。固いし中のバネがもろに体に当たる代物でとてもオススメできなかった。

それでも毎回完売で主に子ども用に買っていかれるんだけど、伝票書きながら(よくこんなマットレス買っていくなぁ)と。

あれから20年。さすがにもう39,800円でもあれほどひどくないだろう。ということでまずは某老舗家具店A店へ。

ありました!目玉商品。さっそく寝転んでみる。

か、固い・・・。正確に言うと寝転ぶ前に腰かけた時点でわかった。当時となんら変わらんわ・・・。
安価のがいいとは思っているけど、親となった今、娘にこれは買ってやれんぞ。

しかたがないので目玉商品はあきらめて、ワンランク上のベッドをいくつか見てきました。フランスベッドとかドリームベッドですね。何点かピックアップ。価格はだいたい7~10万円。う~んちょっと高いな。

次にニトリへ

ニトリ
次にニトリへ

これまでおしゃれなホームセンター感覚で利用していたニトリ。家具をまともに見るのは初めて。
驚いたのはマットレスはメーカー品ではなくて、全種類自社製品なんですね。

ニトリはフレームとマットレスが基本別売り。フレームはフラットで引き出しは不要、ということで2万円くらいでありました。

そしてメインのマットレス。全部自社製。すげーな。
子どもは体重が軽いから大人のように自分の体重で沈みません。だから、やや柔らかめで接触面の肌触りがいいのを選びました。2万円。

ん?計4万円?

おぉ、A店の目玉商品と変わらないのに質の差は歴然・・・。

そのあと他の店もいろいろ見て、最終的にA店とニトリに絞りました。A店を候補に残したのはやっぱりメーカー品も気になったので。

すでに商品は見たので、よし、あとはネットで最終確認して買うだけだ。

各サイトへアクセス!

A店サイト

まずは老舗家具店のサイトへ。

め、めちゃくちゃ見にくい。検索機能もわかりにくくて探し出せない!目星を付けた商品が探し出せず断念。
しかもあとで見たら購入ボタンがなく、そもそもネット購入できないようでした。

ニトリ

ニトリECサイト
ニトリのECサイト

反してこちらは完璧!ものの数秒でカートに入りました。はい、購入。

現代人はいそがしい

これだけインターネットが普及した昨今、同じ商品を見るだけのために2~3度足を運ばないといけないなんて考えられません。1度見たらもう十分です。現代人はいそがしい。

家具は木の質感だったり色合い、あとは実際に見た大きさなど、やはり現物を見たい、という気持ちがあるから初回は店舗に行きますが、注文だけのためにわざわざ数時間も使って再度行かないでしょう。

つまり、現代の生活スタイルに合っていないわけです。顧客視点で考えられていない。

小売店のWEB運用

よく「うちの商品はネット販売に向いていないから」なんてことも耳にしますが、本当にそうですか?思い込んでいるだけではないですか?

ひと昔前は家具をはもちろん茶碗や湯呑などの陶芸品もネット販売を敬遠していました。(私は以前実際に手作り食器を仕入れて売っていたのですが、当時の作家さんがこう言っていました)

ところが今はどうです?
なぜニトリはECサイトを充実させているのか。
なぜエディオンもECサイトに力を入れているのか。

それだけ人々の生活スタイルが変化してきていること、インターネットが浸透していることを指し示しています。もっと言えば生活スタイルの多様化。これまでとおり実際に店舗に行くのが楽しい、という人もいますけど、今はみながみなそうではないわけです。

個人的には、低価格帯目玉商品も20年前となんら変わっていないことにもとても驚きました。これだけ目まぐるしく世の中が変わっているなか、集客手段が当時と同じとは。

大塚家具しかり家具屋には厳しい時代が続いています。ここの老舗家具店の業績はどうかわかりませんが、業界の衰退はこういうところなのかな、とも思います。

以上「老舗家具店とニトリから学ぶWEB運用のヒント」でございました。

あなたの会社がもし小売業なら・・・
WEB運用はどう考えますか?


先日私の顧客が大きい事務所に移転しました。設備、環境が抜群によくなってものすごくスケールアップ。

写真を撮りに寄ったら、経営者夫婦が開口一番「井元さんのおかげでここまできたよ」と言ってもらえた。
まさかそんなこと言ってもらえるとは思っていなかったので驚いた。
創業以来、WEB運用をはじめ経営戦略もずっと一緒にやってきたから、めちゃくちゃうれしかった。

でも、一番がんばったのはもちろんお二人だ。これまでたくさん苦労もあっただろうし不安もあったんだろうな。

この会社はこれからも市場をとってまだまだ大きく成長すると思っています。今後も私が少しでも手助けになれば最高ですね。自分にも大きな力になる言葉をもらいました。