コンテンツ転載される!?それにより気付く事がありました

コンテンツコピーはダメ!先日、ネット上で調べ物をしていると、偶然、初めて聞く広島の制作会社のサイトを見つけました。「新しい会社かなぁ」と何気なく閲覧してみると、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を手掛けているようです。その中にXOOPS(ズープス)を発見。しかも、結構ページを割いていろいろ書いてあります。

同業他社ではありますが、同じXOOPSを構築している会社には、競合会社と構えるより親近感を持ってしまうんですよね。「あなたもXOOPS?偶然〜」てな乗りでしょうか(笑)

「XOOPSのメリット」ページがあったので、どんな事が書いてあるんだろう、とちょっとウキウキしながら見ていきました。

すると、ん?どこかで読んだ事があるようなキャッチコピーと文章・・・。

慌てて、井元工房のXOOPS紹介ページを開いてみると・・・「あ、転載じゃん」
節々の言い回しは変えてはいますが、元原稿は僕が書いた文章っぽい。

でもまあ、XOOPSのいいところを書けば、大なり小なり似た文章になるよね、と思い、そのまま閲覧の続きを。

しかし、この後出るわ出るわ。「あーーー!!それパクリですよーーー」

Q&Aは一緒なわけはないでしょう

細かい箇所も入れれば、ほとんど転載でしたが、一番ひどかったのは「Q&A」。当工房サイトでいえば「よくあるご質問」コンテンツ。

見比べてみると、最初の数件は、言い回しを変えたり、言葉のチョイスを変更したりして、気を遣って書いた跡が見えましたが、途中からだんだんと面倒くさくなってきたんでしょうね(笑)丸写しです。社名と料金だけ書き換えてみたいな。いわゆるコピペ(コピー&ペースト・・・複製&貼り付けの意)ですね。

会社が違うのだから、サービスに関するQ&Aは一緒なわけないでしょ!と、ディスプレイに向かってツッコミを一人で入れながら、抗議の連絡を入れようかな、どうしようかなと数日考えました。「真似されて初めて一人前」と言われるから、良い事なのかなと肯定的に考えたり、それでも、何だこのお腹の底のモヤモヤ感は・・・う〜ん。

でも、考えた末、思ったんです。やっぱりこれって”結果”良かったのかもって。

これは見返すチャンスだ-「何事にも感謝」

見比べた時、当工房の「よくあるご質問」をよくよく見返してみると、現在のサービスに沿ってないQ&Aが、多々目に付いたのです。
それもそのはず、最初の記事は2005年。当時からすると大きくサービス内容も変わり、いわゆる的を得ていない回答もたくさんあるわけです。

そうだ、今回のパクリ事件がなかったら、当分見返すチャンスがなかった、と気付きました。

ふとその時、お客様で大変お世話になっている社長がよく口にされる言葉に、こういうのがあるのを思い出しました。

「何事にも感謝」

ははぁ〜こういう時に使うのか。

「よくあるご質問」を総チェック!

早速、見直し。現在のサービスに沿っていない箇所は訂正、新たなQ&Aを追加と、コツコツ作業をしました。ついでに、閲覧しやすいように、レイアウトも変更しました。さらにもうひと押し。各コンテンツの右カラムに、関連FAQが自動で表示されるように改訂。当サービスをご検討中の皆さんに、少しでも敷居を低く思って頂き、かゆいところに手が届くようにと思い、設置しました。

そしてこの度、作業がようやく完成したので、この記事を書こうと思ったわけです。

それでは、新しくなった「よくあるご質問」をどうぞ!→よくあるご質問

今後も当サービスを検討中の皆さんの為に

コンテンツのパクリという、何だか気分の滅入る出来事でしたが、逆に、新たな気付きを感じ取れたのは、自分の中でプラスです。

これを機に、より一層お客様からの質問を吸収して、しっかりサイトに掲載、当サービスを検討中の皆さんにPR出来ればと思います。
ローマは一日にして成らず。Q&Aもまた一日にして成らず。日々頂くお問合せからの質問は、言い換えれば、井元工房の財産。当工房のサービスを見ての質問であって、他社がコピーして活用出来るものではありません。書き留めていくのは、大変地道な作業ですが、続けていくぞと新たに決意した次第です。

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