広告、宣伝、と聞いてパッと頭に浮かぶのは、TVCMや新聞広告、折込チラシ。経費の仕訳で分類すると「広告宣伝費」になりますよね。
じゃあ「WEB運用」や「デザイン制作」これは何に当たるんだろう?コスト?広告宣伝費?
中小零細企業においてこういった費用をどう捉えていけばいいのか。こんなことを今回は書いてみたいと思います。
中小零細にとってこれ大事!「WEB運用」「デザイン費」
ここで中小零細企業のみなさんに質問です。広告宣伝費は年間いくらくらい計上していますか?TVCM、新聞広告、折込チラシ、WEB広告・・・。おそらく中小零細の場合はそんなに計上していないのでは。
じゃあ、WEBサイトを使った運用「WEB運用」や「デザイン費」はどうですか?
私、中小零細企業の広報はこの「WEB運用」と「デザイン費」、これがとっても重要で大事だと考えていまして、弊工房ではかなり力を入れて顧客のみなさんにPRをして支援をさせてもらっています。その内訳を今回はご紹介。
WEB運用
ブログを使った御社のPRをはじめ、昨今ではGoogleやYahooにキーワード広告を出稿して誘店・受注する手段があります。
WEB運用のいいところは、フィードバックが数字でわかるところ。ブログ記事ならどれだけの人に見てもらえた、とか、キーワード広告ならいくらかけてコンバージョン(目標達成)率は何%だったとか、明確にわかります。ここがTVCMや新聞広告、折込チラシとは大きく違うところ。
だから、限られた費用で広報をする中小零細にはWEB運用がおすすめです。
実際の運用費の内訳
WEB運用費の内訳を出してみましょう。実際に弊工房がやっていることを書いてみます。
ブログ記事の更新
「記事作成委託費」
自社サイトを更新。ただ書けばいい、ってわけではなくて、お客さんの役に立ちためになる内容、御社のファンになる内容が必須。残念ながら片手間で書いたような記事は誰も読んでくれません。けっこう難しいです。書くのが好きで自社の強みがわかっていて顧客視点があって、こんな人材がいらっしゃれば最高です。でも実際はなかなかそんな社員はいなくて(いても他の業務で忙しくて)うまく回りません。ブログは継続が命。だから最近ではココを弊工房が請け負うサービスをやっています。
SNSでの拡散
「SNS運用委託費」
ブログ記事を更新したりプレスリリースやニュースがあったら、SNSを利用して拡散します。もし社内でSNSの運用がうまくいかないようであればココも弊工房で請け負っています。
インターネット広告
「広告運用委託費」
Googleなどのキーワード検索に対して広告を出稿して、商品・サービスを売り込みます。興味あるユーザーをランディングページへ誘導して、商品・サービスを知ってもらい、成約していただきます。年間予算を組んで目標を立てて出稿するので、途中レポートなど大事。ココの分析とかも弊工房がやります。
デザイン費
「デザイン費」
新商品や新サービスが出れば、WEBページの改訂、ランディングページ、リーフレットの作成、商品パッケージの作成、など「デザイン」に関する費用です。デザインとコンセプトに統一性を持たせ、消費者や見込み客へ一貫したPRをすることはとても大事。
弊工房では、これにマンガやキャラクターの活用も加わり「トータルデザイニング」と呼んでいます。いわゆる”見た目”だけではなく、御社の課題に対して、提案・解決するために、デザインを通して御社の事業に携わり、目標達成までを提案する手法です。
中小零細企業の広報費用
中小零細企業の広報費用をざっと挙げてみました。
「記事作成委託費」
「SNS運用委託費」
「広告運用委託費」
「デザイン費」
企業によって課題はそれぞれだし目標も違うから、実際にはオーダーメイドになりますけど、だいたい上記のような広報費用が必須になろうかと思う。これからの中小零細企業はコレをやっていかないと、広報に大きく差が出ます。
費用をどう捉えるか
大事なのは、WEB運用、デザイン制作にかける費用を経営者がどう捉えるか。単なるコスト?それとも広告宣伝費?
この費用をかけることにより、何が変わるのか。販売促進?業務の効率化?簡略化?問題解決?
この意識だけで費用をかける意義が変わってくる。
企業規模はあまり関係ない
この施策は企業規模にはあまり左右されません。零細でもきちっと取り組めばけっこう結果は出ます。
顧客の例を挙げると、社員4人の零細にもかかわらず、年間単位でこれらをうまく運用している企業があります。会社規模で倍以上ある企業の運用費のそれこそ1.5~2倍の費用を投資して。そして結果を出しています。
継続は力なり
ここまで書いた施策に速効性はありません。速効性を求めるならTVCMなどに費用をつぎ込んで一気に広める手法がいいです。
運用費は継続が命。超地道です。ブログなりSNSなりデザインなり。間違えずにやればたいていの結果が出ます。ただそれを正しく継続していくことは既存の社内ソースだけではなかなか難しい。
だから、運用・デザインを弊工房が請け負って結果につながるようやっています。
井元デザイン工房はここまでやるよ~
踏み出したいけどなかなか一歩が踏み出せない・・・という経営者・担当者のみなさん。目標設定やロードマップ作成から最適化や改善を含めて運用しませんか?またデザインコンセプトは言いかえればそのまま企業のコンセプト・方向性につながり、しいてはそれが御社の方向性として明確になりますよ。
請け負う際には、提供してもらった資料を全部読み込んで提案をしています。音源+動画もあれば全部聴いて観ます。これは業界を知る上でもとても重要。まずは業界通になる。われながらここまでやる制作会社はないと思っていますw