外部からの視点

毎日自分の仕事をしていると、あらゆる事がだんだん当たり前になってきます。

以前転職した会社で、初めて出社した日のことです。
まず驚いたのが、事務所の乱雑さ!

左右にそれぞれ10個ずつ事務机のシマがあり、真ん中に大きく動線がとってあるレイアウトの広い事務所だったのですが、なぜかその動線上にシマを仕切るように2枚のホワイトボードが立ててあるのです。みんなそれを窮屈そうに避けながら歩く妙な光景・・・。
普通は壁際に立てるよな〜と思いながら、壁一面の大きな書棚に目をやると、棚が空いているのにも関わらず、なぜか価格表のファイルはカーペットの上に並べられ、使った人はまたカーペットへ・・・。

通りにくい事務所そうなんです。みんなこの光景に慣れてしまって、使いにくい、おかしいという感覚がマヒしちゃっているんですね。

ホワイトボードは壁際、カーペットには物を置かない等、僕は、まず事務所の整頓と掃除を提案したのは言うまでもありません。「確かに井元の言うとおりだわ!」と言ったみんなの顔が、今思い出しても笑ってしまいます。

機械や薬品を扱う工場等では、この”慣れ”が重大な事故を起こす可能性が高いそうですね。

でも1,2年もすると、入社時はあんなに目についた乱雑さや不具合が、毎日忙しさに追われているうちにすっかり自分もマヒしていましたが・・・。

誰かに指摘される等のきっかけがない限り、自分で気付くのは容易ではありませんが、常に気を付けたいものです!みなさんの周りではいかかでしょうか??

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