働き方改革で最近よく耳にします。
みんなが休むため「誰が入っても同じレベル」を目指す。
優秀なAさんに休まれると仕事が回らなくなって困る、という状況だとAさんは休めない。でもBさんが同じくらいにレベルアップしたら、みんな休めるよね。
という考え方みたいです。
「誰が入っても同じレベルに」
気持ちはわかるんだけど、私ちょっと違和感を感じるんですよねぇ。
つまり、自分でなくてもいい、ってことですよね。他の誰かでも会社は回る。
それ、私なら
やる気なくなる・・・
ほめられて伸びるタイプ
私井元は若いころから、ほめられて伸びるタイプ、でした。営業マン時代には、上司からの「お!さすが井元だな」とか「今月の数字いいじゃないか!」の声かけが単純にうれしくて来月はどうしてやろうか、と考えるタイプでした。
それと、やり手の営業マンならば社内では花形。女子社員の目が違うww
「井元くんがんばってるね」「井元さんって最近すごいですよね!」のためにがんばっていたといっても過言ではありません。
だから、支店を転勤になったり退社したあとに「お前がおらんようになって数字を苦戦しとるわ」とか言われると「いえいえボクなんて・・・」とか口では言いながら超優越感に浸っていたのを思い出します。
そう、私の仕事へのモチベーションは「自分がやってやる」だったんです。
仕事のスキル
まあ私の、モテるため、ってのはちょっとベクトルがおかしいですけどもww
はじめはまだまだだった仕事のスキルも、努力して勉強して主力である先輩にあこがれて、なかなか追いつけなくて、それでもくやしさをバネにしてまた努力して「こんなにがんばってるのにあの人に追いつけない、くやしい!」「自分に担当が替わったとたん技術のレベルが落ちた、見返して追い抜きたい!」
これ大事なんじゃないかと思うんです。
反対に、教育する側からしても、モチベーションも低く努力もしないやつにスキルを提供する気にもならない。努力して盗もうとするくらいのやつじゃないとね。
その努力を認められて「やっぱりAさんがいないと!」というのがモチベーションになるのかな、と。
社長「うちはAさんもBさんも同じレベルだから安心だよ」
いやいや!やっぱりこれはくやしい。「誰が入っても同じレベルに」という考え方はやっぱり違うかな。
「Aさんがいるからうちは売上がすごい!」
「Aさんがいるからうちの技術は高いレベルで維持できている!」
と言われたい、と思うのは私だけでしょうか。
あの選手が観たい
仕事とは関係ないですが、最近ではプロサッカーでもチームを「誰が入っても同じレベル」に維持する、とよく耳にします。
確かにそのほうがシーズンとおしてチームは安定するかもしれませんが、そんなチームはおもしろくないかなぁ。やっぱり、シュートの上手いC選手を観たいし、足の速いサイドアタッカーD選手の攻撃参加を観たいし、抜群の反応を見せるGKのF選手を観たい。というふうに、あの選手がいるからおもしろい、という試合を観たいかな。まあ、プレーする選手本人たちは「誰が入っても~」と口では言いながらも、自分が活躍してやる、と絶対思っていると思いますww
だから「誰が入っても同じレベルに」ではなく、
Aさんがいたらがすごい!
でもBさんがいたらこの分野がすごい!
というように個性が大事だと思います。そのほうが会社も仕事もおもしろいかな。
うん、そうだ。「同じレベル」ではなく「個性」を大事にしてレベルを上げる、だね。
GW中、衝撃を受けました。
経済面からの会議体設置を 専門家会議・尾身副座長が要請(サンケイビズ)
尾身氏によると、政府側に「われわれのような公衆衛生、感染症のプロと経済のプロの両方が政府に提言し、政府は両方を見た上で最終的な判断をしてほしい」と要請したところ、政府側からは「分かった。何とかしよう」との回答を得たという。
サンケイビズ
経済のほう、やってなかったんかい(怒)!!
今になって経済の専門家会議ができたらしい・・・遅いわ。
これだけ倒産、廃業、失業者が増えているのに、経済のことを考えずに緊急事態宣言を続けていたなんて・・・ひどすぎる。
緊急事態宣言が39県で解除になり、今日広島県も休業要請が解除になりました。ようやくだよ。
発端は大阪府知事の吉村さんが声を発したらから。それで他の知事も急に声を出し始めて政府が動いたようです。もう彼のおかげです。経済が少しでも早く動き出してよかった。ありがとう、です。