あったらうれしい!個人事業主にも「育児休業給付金」

育児休業給付金 働き方改革

最近よく耳にする、新しい働き方。今や国全体がそんな風潮になってきました。

新しい働き方

政府も新しい働き方を定着させようとしていて、こんなページがあります。

新しい働き方の定着(成長戦略ポータルサイト)

兼業・副業やフリーランスなど、新しい働き方を定着させ、リモートワークにより地方創生を推進し、DXを進めることで、分散型居住を可能とする社会を実現します。

新しい働き方の定着(成長戦略ポータルサイト)

今の日本、リモートワークも地方創生もDXもまったくままならない社会なのに、えらいよくばりなメッセージだな、とは思いましたがw

少子化で生産年齢人口(生産活動の中心にいる人口層)がどんどん減ってきているから、いろんな働き方を認知させないと働き手が足らない。生涯現役!とばかりに、年配者にいたっても今や元気なうちは死ぬまで働こう、みたいになっている。

余談ですが、先日友人が「国にいいように言われて定年後も働かされて思うつぼだわ。オレは年取ったら悠々自適に暮らしたい」と言っていて笑った。働き続けたい人がいる反面、老後は遊んで暮らしてぇ、という人もきっといるよね(笑)

労災問題

昨今コロナ禍でフリーランスが増えてきたのにともない、労災保険がクローズアップされてきた。

全治3カ月でも休業補償なし。ウーバー配達員だけではないフリーランスと労災問題(Business Insider Japan)

個人事業主やフリーランスは、事故や病気でもし一時的に働けなくなったら、かなり深刻・・・。案件については延期してもらったり協業仲間に引き継いでもらったり、なんとかなるかもだけど、休んでいる間の収入は途絶えるから、想像しただけであわわとなる。

今後、フリーランスの労災問題は議論されて良い方向にいくでしょう。そっちは政府におまかせするとして、今回、私は別の問題について語ってみたいと思います。それは「育児休業給付金」です。

個人事業主にも「育児休業給付金」

「育児休業給付金」とは、子どもが産まれて休んでいる間、事業主経由で国に申請して給付金をもらう。大まかに説明するとこんな感じ。

でもこの制度は、雇用されていること、が条件なので、私みたいに本人が個人事業主やフリーランスだと対象外なのよ。

そこで提案!

個人事業主にも「育児休業給付金」を!

井元も育児を経験しました

私井元には今5歳になる娘がいます。妻と私は自宅兼オフィスで仕事をする個人事業主。だから産まれたとき、必然的に仕事は育児をしながら。と言っても、さすがにこれまでのように働けません。だって産まれたらさ、こんな毎日になっちゃうのよ。

乳児のとき。深夜の2回の授乳(井元はおっぱい出ないからミルクを作ってオムツを替える担当でした)、昼間もミルク、オムツ、寝かしつけ、お風呂。産後は妻の体調がすぐれなかったのでけっこうやりました。

1歳。目が離せないから夫婦で交代つきっきり。このころは仕事はセーブしていたなぁ。早朝、深夜にもやったり。正直売上ダウンは痛かったけど、妻ひとりにさせる、という選択はなく、収入減を覚悟でふたりで育児をがんばった。

でも本音を言えばですね・・・

休みたかった!

収入と育児を天秤にかける

我々は個人事業主だからね。そりゃ理屈上は休めるのよ。仕事のスケジュールは自分で組んでいるわけだから。「明日から1ヶ月くらい休むんで、よろしくで~す」と顧客や代理店さんに連絡すればいい。これが会社勤めだったら無断欠勤になっちゃうけど、我々はそんな心配はないから。

でも休んだら、当たり前だけど

収入が途絶える・・・

そう、毎月の給料制じゃないから、やらなければゼロ。子どもが産まれたから、よ~し!がんばらないと、というときなのに、思うように働けない。でも働かないと収入がない。もう、収入と育児を天秤にかけまくり。そのバランスがなかなか大変でした。

そこで「育児休業給付金」

もし、個人事業主やフリーランスにも「育児休業給付金」があれば、これほど心強いことはない。そんなにめちゃくちゃ多くなくていい、月の売上の3分の1~半分くらいでもあれば、気持ち的にも経済的にもものすごい助かると思う。

人によって売上金額は様々だから、前年度の確定申告を参照にして給付額を決定する、とかね。そんな感じで検討してくれるとうれしいなぁ。

政府も新しい働き方を定着させようとしている日本。個人事業主にも「育児休業給付金」これ議論してみてくださ~い。少子化対策にも貢献すると思います。

この声はどこの誰に届けばいいんだ?厚生労働省かな?

田村大臣、よろしくお願いします。

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました