ようやく(やっと!)緊急事態宣言が解除になりました。ここ広島でも先週末は恐る恐るながら(笑)もけっこう出かけた人もおられたんじゃないでしょうか。
国内の感染状況から見ても、私的にはもうコロナは終わっていると思います。感染拡大があるのは主に院内感染。経路不明はキャバクラ、風俗。私たちの自粛とはもう関係ない。経営者同士で話すと「もう終わったね」という声が多数です。消費者のみなさんの中にも直感的に「あれ?もしかしてコロナ終わってない?」と思い始めている人も多いんじゃないでしょうか。
そして解除されるとみんな
出歩きたい!ごはんを食べに行きたい!飲みに出たい!
となっているはずww
あんなに、こわいこわい!、を連発だった友人が解除した途端これですww
顧客であるインド料理サーガルさんに聞いたら、お客から「いつ再開するの!?」とひっきりなしに電話がかかってきたので、感染対策をカンペキにして店内飲食を再開することにしたそうです。
みんな自粛のうっぷんを開放したいんだ・・・。
居酒屋をこよなく愛する私も、そりゃ飲みに行きたい!
子どもが産まれてからは遠のいていますが、かつては「酒場放浪部」に在籍して毎週部活動にいそしんでいた私です。
でもみなさん、実際に、飲みに行く、となるとやっぱり不安になるんじゃないでしょうか。あれだけ騒がれていたからね。
不安いっぱいの消費者のみなさんに安心して外食してもらいたい。ということで、飲食店さんはこれをやるべし!というのを書いてみました。
ポイントは2つ!
消費者のみなさんが安心するポイントは2つです。
●「目に見える」安心
●「人目」を気にせず
コロナに感染するのがこわい、と心底思っている人はそもそも出かけません。
そうじゃなくて、出かけたいんだけど、これだけ騒がれたあとだから、心のどこかに「不安」がある、という人が多数と思います。
その「不安」を「安心」に変えてあげましょう。
そしてやっぱり気になるのが「人目」。
知り合いや会社の人に「〇〇さん居酒屋に行き始めたらしいわよ・・・」「え?このご時世に信じられない!」などとヒソヒソ言われ、あげくに人格までどうかしてる、みたいに言われるのはやはり気になります。
その「人目」も気にしないでいいくらいまで対策をしてあげましょう。
(ちなみに、私は人にどう見られようとあまり気にしないタイプなので、ここの心理がちょっとわかるようでわかっていなかったらごめんなさい 汗)
飲食店がやること
個人的に居酒屋が好きなので居酒屋寄りになりますが。
そして主に広島など地方について書きます。東京と地方では感染状況も違うし、ウイルスに対する温度差があるからね。
1、マスクをする
まあ、これは基本。
マスクは感染予防にならない、と言われようとも、あの白い布の安心感はすごい。もちろんフェイスシールドでもいい。
2、「換気中」「消毒済」とデカく貼る
入口や店頭の壁という壁にこれでもかとデカく「換気中」「店内消毒済」と大きな文字で貼る。
クルマで通りかかった人にも認識してもらえるし、近隣に(あぁ、あの店は対策をきちっとしているんだな)といいイメージをもってもらえます。
応用で「換気しながら元気に営業中!」「店内すべて消毒済」とかいいですね。個人的見解ですが、マジックで手書きで書いてあると、お店一丸で取り組んでいる感がにじみ出ていてGoodと思います。
3、一蘭みたいに仕切る
カウンターは透明アクリル板か天井から透明シートを垂らして一蘭みたいに仕切る。食べるときはマスクを外さざるをえないから仕切りがあれば安心感大。
席を2m離している店もあるけど、これだと回転率が下がって採算が合わない。個別にしっかり仕切れば席数は減らさなくていいからね。
4、トイレに「消毒済」
みんなが使うトイレ。ここにもデッカく「消毒済」特にドアノブはみんな触るよね。でもお客が用を足しにいくたびに店員がついていって拭くわけにはいかない。ここはお客さんにお願いしましょう。そばに消毒タオルをおいて「お使いください!」と書いて使用前後に拭いてもらう。お客さんも自分で拭くから安心。洗面台にもあればいいね。
5、会計は非接触のみ
会計はお金のやりとりではなく、クレカやPayPayなんかの電子決済で非接触。安心。
そして最後に。手前みそではありますがこれをあちこちに貼ろう。
弊工房イラストレーターが描いた感染対策PRイラストです。ひと目で対策しているかわかる。カンペキです。
男性版もあるよ。
画像を保存、でダウンロードして、どんどん使ってください。使い方や利用規約はこちらを読んでくださいね。
まとめ
1、マスクをする
2、「換気中」「消毒済」とデカく貼る
3、一蘭みたいに仕切る
4、トイレに「消毒済」
来店してくれるお客さんの顧客視点が大事です。
●「目に見える」安心
●「人目」を気にせず
マスク、換気、消毒、と、これでもか!というくらい大げさにやる。安心が「目に見える」ので、お客さんも入りやすい。
そして「人目」。特に日本人は同調圧力が強い。人と違うことをやるのは大変勇気がいるお国柄です。大げさなくらい感染対策を謳うことにより”このお店は大丈夫だよ”でお客さん本人の気持ちを安心させ、まわりの人からの視線まで気にかけてあげる。
そのうち「あそこの店は大丈夫だよ!今度行こうよ」と言ってもらえるように。
国からもいろんな給付金や融資が出ていますが、全然足らない。あくまでつなぎです。根本的に一般消費者が街に出てくれないと、元に戻らない。そのためにはみんなが「ここまでしてくれているから大丈夫だよね!」と安心感をもってもらえるのが近道です。
居酒屋も飲食店もがんばっている!
一般消費者のみなさんも必要以上におそれずに出かけよう!
私もできるところから応援していこうと思っています。