「売上ゼロ」にがくぜんとしたあの日。危機感って大事だわ

がくぜん 失敗談...

私には過去に苦い経験があります。あれは今から7年くらい前のお話。当時次々注文がくる時期がありまして、毎日大忙しでした。

その注文にあぐらをかいて余裕ぶっこいてやっていたところ、急にパタッと受注が止まり・・・。あれ?全然依頼がこない。

ちょうど結婚して新婚生活に浮かれていた時期だったこともあり(まあ、そのうち仕事がくるだろ)的にのんびり暮らしていたら、そのうち売上が「0円」という月まで出ました(マジです 笑)。

やべー・・・どうしよう。

天狗になっていました

そう、ワタクシ完全に天狗になっておりました。たまたま注文が続いただけなのに、なんか売れっ子と勘違いしちゃったんですね。

私リーマン時代は営業畑だったのもあり、営業活動は得意分野。事業を立ち上げてからも毎月欠かさずやっていました。ところがちょっと忙しくなったのでサボっていたんですね。黙っていても仕事がくるものですから。その結果売上ゼロ。なるべくしてなったわけです。

妻と時々思い出話をするのですが「結婚したのにお金なかったよねぇ」と笑ってくれるのが救いです。当時も「売上ゼロになっちゃってさ、どうしよう~(≧▽≦)テヘペロ」の私に怒り狂うこともなく「これからがんばろ!」と天使の声掛けをしてくれたとき(あ、ちゃんと働こ・・・)と心を入れ替えました。

危機感って大事

そこからしっかり営業活動を再開して戻せました。(これも顧客のみなさんのおかげです、その節はいろいろお世話になり、ありがとうございましたm(__)m)

この教訓から常に「危機感」を持つようになりました。数字がよくないときはいろんなことを考えるけど、数字がいいときにも危機感からつねに何か考えておくクセがつきました。自分の考えと顧客のニーズがずれていないか。営業活動はちゃんとできているか。

結果、ずっと心が休まるときがない・・・w

じゃあ、嫌か、と言われるとそんなことはない。考えるのは大好きです。それを楽しんでいる自分に気づいたとき、商売にちょっとハマっているなぁ、と思います。

持ち続けたい「危機感」と「向上心」

営業活動を続けていると、顧客が私にどんなニーズを求めているか、だんだんと自分の存在意義や立ち位置みたいなものがわかってきます。

企業した友人は大企業相手にバンバン仕事している。すごいな、自分もやってみたいな、という気持ちをもった時期もあったけど、私には大企業のコンサルができるほどの経験やスキルはない。

けど、中小零細企業の広報に関するコンサルなら私は自信がある。
中小零細企業が好き、しいては中小零細企業の社長が好き、という気持ちに気づきました。社長をやったことがない自分が言うのもおこがましいんだけども、すごく共感することが多い。地域でがんばる企業にものすごい魅力を感じる。それに裏方として携わる、そこにとても大きな楽しさを感じます。

エンドユーザーのためを純粋に想っている社長、世の中のためにがんばっている社長が好きです。
そして困っている人や知らないがために損をしている人のために。業界の商慣例にとらわれることなく、私に求められる仕事をがんばっていこうと思います。(浮かれてサボらずに 笑)

顧客の社長のみなさま。もし井元を見て、最近こいつ調子に乗っているな・・・と思ったらどうぞお叱りをくださいねw

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