事業主のみなさん確定申告は無事終わりましたか~?お疲れ様でございました。
わたくし、会計には「freee」というクラウド会計ソフトを使用していまして、freee内で作成されるe-Tax用の提出データをそのままe-Taxへぶっこむとあっという間に確定申告は完了します。
が!さすがそこはe-Tax。毎年何かしらトラブルに見舞われ、ご多分に漏れず今年もやられました。毎年ちょっとずつ改善はされるけど、満足がいった年はありません、なにかしら使いにくくて毎度私にディスられております。
住所と事業所所在地が反映されない・・・
私、今広島県廿日市市在住ですけど、弊工房の事業所所在地は岡山市です。岡山の事業所所在地は私の実家で、開業がこの地であったことと、弊工房の営業エリアは両県であることから、事業の納税は岡山です。
さっそくfreeeで作成したe-Tax用のファイルをe-Taxソフト(WEB版)に取り込むと……あれれ!ここでトラブル発生です。
青色申告決算書の住所欄がおかしい……。
【住所】広島県廿日市市
【事業所所在地】岡山県岡山市
となってなくちゃいけないところ、あれ・・・。どちらも岡山の住所になっています。
freeeで作成したとき間違えたのかなぁ~、と確認するもfreeeの発行する帳票では問題はなさそう。
(さては、freeeのデータが変換されるとき、おかしくなるんだな)とダウンロードしたファイルを開いて強引に編集してみました。(データがおかしくなるといけないからみなさんはやめてね)
そして、おりゃ!、とe-Taxソフト(WEB版)に再度取り込むもダメ……。
ということはfreee側の問題ではなく、e-Tax側の問題なのか。
e-Taxソフトでやってみた!
これまでe-Taxソフト(WEB版)でやろうとしていたのですが、WEB版はソフト内で修正ができません。そのまま電子署名の設定画面になってしまいます。
実はe-Taxにはe-Taxソフトなるものがあって、こちらはなんと編集が可能なのです!
「は?e-Taxソフト?WEB版ではなくて?え?どういうこと?」
そう!e-Taxソフトは操作もややこしいが、名称はもっとややこしいのです。
e-Taxソフトはこれだけあるのだ~!
- e-Taxソフト(WEB版)
- e-Taxソフト(SP版)
- e-Taxソフト
※ネーミングをもうちょっと考えよう → 国税庁
説明しますと、1と2はサイトにログインをして利用するソフト。3は自分のパソコンへダウンロードして利用するソフトです。余談ですが、3はWindowsのみ。Macでは使えません……。Macの人はいったいどうするのでしょう。
ということで3のe-Taxソフトをダウンロードしてfreeeのデータを取り込んでみたら、おぉ~!
編集できず……!
なぜか【住所】と【事業所所在地】欄のみ、ロックされていて編集ができないようになっている!!
ダメじゃん。
とりこむデータ自体を変えてみたり、住所を逆にしてやってみたり、あれこれやってみましたが、ダメ。
ふと途中で気づきました。
e-Taxソフトでマイナンバーカードを読み取りした時点で【住所】【事業所所在地】にはどちらも「岡山市~」が自動入力されているではないですか。もちろん編集しようにもロックされできない仕様に。試しにe-Tax(WEB版)でやってみても症状は同じでした。
仕様変更?それともバグ?
ということは取り込むデータがどうのこうのではなく、マイナンバーカードを読み取ったときの仕様、ということ?
なんとなくわかってきました。昨年まではこんなことはなかったので、今年からということになります。
もうどうにもならないのでe-Taxソフトにされるがままの申告決算書で提出しました。まあ、今回トラブったのは青色申告決算書で、確定申告書B第一表の【住所】【事業所所在地】欄にはちゃんと例年どおり入っていたから、税務署側でもわかるでしょ。
でも、これは仕様変更なのか?それともバグ?う~ん。
ということでこの記事を見た担当者さん、仕様変更なの?バグなの?教えてくださ~い。
届け!国税庁の中の人
昨年夏に予約した新型ヴェゼル。2月納車の予定がふた月遅れでようやくわが家にやってきました。生産調整の3万台に入ってしまった時はちゃんと納車されるのかえらい不安でしたが、よかったです。ホッ。色はカーキにしました。かっこいいです。