先日の記事の続きです。
先日は市民に選ばれる”人”、選挙の話を書きましたが、これ実は企業にもそのまんま当てはまるのです!
選ばれる”企業”になるには。
中小零細企業の「継続力」と「発信力」とは。
企業からWEBサイトの相談をもらった際、事業内容や会社概要はもちろんですが、以下2つをけっこう見ます。
- 継続していることがあるか
- 発信力はあるか
1、継続していることがあるか
ほとんどの企業は取り組んで継続していることがある。たとえば食品メーカーなら「原料の安心・安全」だったり、小児向け医療機器を扱っている小売店なら使用における保護者への啓蒙活動など。
口にするものへの安心・安全に対して「信念」があったり、子どもたちに正しい治療をしてほしいという「想い」があったり。取り組みの下地にはその企業が経済活動をおこなうにおいて大事な理念がある。
それをヒアリングしたあとで、WEBサイトを見ます。
言うなれば私井元はいち消費者の立場。今しがたヒアリングした「信念」「想い」がサイトを見てこちらに伝わるかどうか。(へぇ~この会社はこういう取り組みをしているんだね)と継続してきたことを受け取れるか。
継続していることが伝わらない
もしここで私井元が「信念」「想い」をくみ取ることができなければ、そのサイトでは「伝わっていない」ことになる。せっかくすばらしい理念があっても、お客さんには永遠に響かない。
2、発信力はあるか
次に発信力。企業たるもの「信念」「想い」を顧客や社会に発信する能力は必須だ~。
してきたことを発信しているか、が大事
WEBやブログ、SNSを活用しているか。SNSのアカウントを取ったはいいが数年前にちょっと更新しただけで放置していないか。もちろんWEBだけでなく広告媒体やリアルなPR活動も。ツールを使ってちゃんと伝えることができているか。
よく「うちの会社にはそんなたいしたモノはないよ~」と社長が言われるのね。んで、ヒアリングしてみるでしょ。すると、たいがいの会社はすごいことを続けてきてみえるのよ。私の経験上。
「それすごいですね!ずっと継続してやってきているんですよね!?」と驚くと「え?これが?」と社長(笑)
たまたま先日も「本当にうちはいたって普通の会社なんだって」と言い張る社長と雑談をしていたら、最後の最後、めちゃくちゃ品質にこだわっていて商品の規格遵守がハンパないことがわかった。「社長、これこれ!品質すごいじゃないですか!?」「え?これ?普通だろ」「いやいやいや!ここまでやっているところないっすよ」「まあそう言われりゃ他社はここまでやってないなw」みたいな会話をしたばっかり。
下地にある企業の「信念」や「想い」って、ずっとやってきたことだからその企業にとっては当たり前のようになっちゃってることが多い。だからそれを伝え続けてきていない。実にもったいない。
選ばれる”企業”になるには
WEBサイト、ブログ、SNS、広告、といったツールを使って、継続していること「信念」や「想い」を、普段から発信し続けよう。
顧客や社会のための「信念」や「想い」って、選ぶ側である取引先や消費者にとってものすごく大事な要素。なんだったら商品・サービスよりまずは大事かもしれない。それが企業ブランディングの第一歩になる。
選ばれる”企業”になるには、「継続力」と「発信力」めちゃくちゃ大事です。
それでも「わが社の継続していることっていったいなんだろう・・・」となかなかまとまらないとき。ぜひ井元に相談をしてください。私このあたり得意なんで消費者視点でズバリ提案します(^^)v
熟年夫婦じゃないけどさ、「好き」と口に出さないと相手(お客)には伝わらないんだ。言葉にするのを恥ずかしがっている場合ではありませんぞ(笑)
先日弊工房の顧客であるお米のカツヤさんが、広テレの「テレビ派」でおなじみ「沿線遺産」で放送されました。観ていたら、ん?こ、このイラストは・・・!!
弊工房のイラストだ~。コロナ対策でがんばってみえる店舗・企業向けに配布したイラストが映りましたwワーイ
↓みなさんもよかったら使ってください。