大勢の人前でプレゼン!あぁ緊張

弱虫心の声

大勢の人の前で話すのはとても緊張してしまう井元です。
自分に注目するたくさんの視線によって緊張度がアップしちゃうんです。

小学校の頃は学級委員長や生徒会にまで入って毎週全校生徒の前に立っていたのに。なぜかだんだんと苦手になりました。

今やたくさんの人の前で話すなんてとてもとても(笑)

でも先日そんな事を言ってられない事態が!

何とそんな私が大勢の社長の前で提案書を基にプレゼンをしなくてはならない事になりました・・・。しかもそのプレゼンで受注するかどうか判断されるという何とも重要なプレゼン・・・。ど、どうなるんでしょう!?

全オーナーに納得してもらえたら受注

フランチャイズ店数社で組織されたあるグループが今回の依頼主様。グループのWebサイトのリニューアル案件です。

それまで基幹店の担当者さんと商談を進めていたのですが、最後に、
「次回のオーナー会議で時間を作るからみなさんに説明してもらえますか?全オーナーに納得してもらったら正式に発注になると思いますので」

おおう!!!マジすか!

ここを乗り切れば受注して頂けるという嬉しさと、よりによってそんな重要なプレゼンを大勢の前で出来るのかという不安でごちゃまぜに。

聞けば各オーナーと番頭さん合わせて20〜30人くらいとの事。
「少ないじゃん」と思われた人、私の場合人数じゃないんです、人前が苦手なんです。

「断っちゃいなよ」なんて弱虫井元が耳元でささやくのを何とか黙らせて「わ、分かりました」と答えます。

担当者さんもここまで詰めて商談をすすめてきたのですから、このプレゼンで決まらないとこれまでの時間が無駄になってしまうわけです。
ふと横を見ると代理店Kさんも気合い入ってます。ここまで話をスムーズに持ってきて下さったのはKさんの手腕です。その顔からは(任せましたよ!)

そうだ!人前が苦手でちょっと・・・なんて甘えている場合じゃない!き、き、緊張するけどや、やったるぞ。

案には自信あり

今回の依頼主のグループのWebサイトにはある大きな問題点が2点ありました。それにより希望通りの運営が出来ずもちろん結果にも結び付いておらず。

それをどちらも解決しつつさらにより良くするこの提案。内容にはとても自信を持っていましたし、担当者さんにもこれが実現すれば要望通りです!と喜んで頂いている案です。

そしてオーナー会議当日

オーナー会議は営業時間後の夜にスタート。照明を落とした基幹店のロビーのカウンターに皆さん椅子を持ち寄って始まりました。
どうやらWebサイトの議題は最後のようで、出番まで隅の椅子で待っているように言われます。

そっと様子を伺うと初っ端の議題から何やら意見が飛び交い白熱してます(というか軽くもめてます)
ロビーの隅は照明が届かず薄暗い。そんな薄暗さが私の緊張をさらに高め、いつ声を掛けられるとも知れない待ち時間に心の中で身もだえします。

その状態で軽く小1時間待っていよいよ出番です。その前まで熱を帯びた議論が展開されていたのもあって何だかみなさんしかめっ面。(もしかしたら緊張のし過ぎで私の目にだけそう見えたのかもですが)

ちなみにうまくしゃべれなかった事を考慮して配る資料を充実させました。”本日私が何だかんだ説明しておりますが後でこの資料を見れば全部分かりますから”という程の充実ぶり。

そして全員を見渡せる席にKさんと二人座ると、自己紹介もそこそこに順を追って説明していったのでした。

気分は乗って

最初は心臓バクバクです。シーンとしたロビーに自分の声が反響して緊張しまくり。目的も忘れて「ちゃっちゃと終わらせてはよ帰ろうぜ」なんて弱虫井元がまたささやきます。

話し始めこそ緊張していましたが、途中、場の雰囲気が変わったのに気付きました。
それはグループのWebサイトの問題点への提案事項に差し掛かった時です。オーナー達の目がだんだんと資料に釘付けになっているのが分かりました。中には資料よりも私の目を真剣に見て聞いて下さるオーナーも(緊張のあまりその時の私には睨まれているように感じましたが 汗)

そして節目節目で基幹店のオーナーが踏み込んだ質問を挟むようになってきました。そこからは質問の意図を理解して回答してと一生懸命の質疑応答です。

そこで驚く!

そこでふと自分の状態に気付いて驚きました!
私座って説明していたはずがいつの間にか立ってしゃべっていました(笑)
やはりWebサイトの話になると自然と気持ちが入ってしまったようで。緊張はどこへやら身振り手振りでしゃべっている私。
ハッと気付いた時にまた緊張がぶり返してきました(笑)

その後もオーナー同士の議論は白熱、他のオーナーからもどんどん意見が飛びます。そして最後に「これはいいサイトが出来そうだ」と皆さん納得顔で無事発注して頂きました。

帰りの車にて

なんだ私やれんじゃん!と一人ほくそ笑む私。

でもなぁ・・・。出来ればもうあんまりやりたくないなぁ。
何せ準備段階の胃への負担が大きいですから(笑)

そんな事言ってられない事態がもしまた来たら。今回の事をわずかな自信に変えて何とかクリア出来る・・・かもしれません。お疲れ!私。

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