一人働き方改革続編。「短納期は受けない」には他にも理由があるんだよ

時計 仕事の話

先日書いた記事、一人働き方改革。おかげさまでたくさんの人に読んでもらえたみたいで「ナイス記事!」「えーこと書いとるー」「すっごくわかる!」などうれしい声をもらいました!自分でもこんなに反響あってびっくり!みなさん読んでくれてありがとうm(_ _)m

ということで調子に乗って続編書きたいと思います(笑)

中でも反響が大きかったのが「短納期は受けない」。
みなさん共感してくださったよう。

先日の記事はほんのさわり。他にもちゃんとした理由があるので、今日はそれを書きます。全部で6項目!多い(笑)

すでに他のお客さんのスケジュール予約がある

これは先日の記事に書いたとおり。実際、すでに他のお客さんのスケジュール予約があるから、短納期案件を受けると必然的に通常の制作時間が増えて早朝作業や深夜作業になります。それによって予約してもらっているお客さんの納期が遅れるなんてことになったらとても失礼な話。さらに一緒にやっているデザイナーさんたちにも無理を言わないといけないしね。

前金じゃないと納期が延びたときキツイ

実はこれ結構大きいの!!
例えば「10月初旬受注→10月末納品」としましょう。だとお客の支払い条件にもよるけどだいたい「10月末請求の11月に入金」となる。

10月は他の仕事を断ったり待ってもらって、それこそ鬼のようなスケジュールでこの案件ばっかり作業するでしょ?
とそこへ納品間近になってお客の勝手な都合で「納品11月にしてもらえる?エヘ」となったとしよう。もちろん請求・入金も先延ばし。するとどうなるか・・・。

「うぉーー、10月これしかやっとらんのにーー!!11月の入金ゼロじゃなぁかぁーーー」

となります。最悪でしょ?その月無収入ですよ、こわっ。

弊工房は僕ひとりが案件を進めていきます。ひとつの案件しかやれなければもちろん収入もそれしかないんです。ここ分かってほしい。
だからもしどうしても短納期で受けるなら全額前金は必須。それなら納品日が延期しても大丈夫だからね。

120%でなく100%の仕上がり。やっといてあげようがなくなる

最初に見積もり出して作業内容を決めてスタートするわけですが、制作途中に「これもやっといてあげたら絶対いいよな」ということが出てきます。見積もりには入れてなかったけど、まあそんなたいした手間でもないしやっといてあげよう!

納期カツカツだとこれしません。というかできません。「これやっといてあげたいけどもう日にちが・・・ええい、もうええわやらんとこ」となってしまう。井元お得意のおせっかいを封印。結果通常納期だと120%の出来が最低ラインの100%の出来になります。場合によっちゃ手を抜くまではいかんまでもありきたりで終わることも致し方無い。

つまり優先順位が「納期」になる

何がともあれ優先順位が「納期」になります。
前述した120%の出来にもつながるけど、例えばここにいいイメージ写真がほしいとなる。通常納期なら「よし撮ろう!」となるけどそんな時間なんかないから「まあこれでいいか」とお客が撮った写真を使用する、とかね。つまり「妥協」につながるのよ。

早くという割には原稿が遅い、確認が遅い、忙しかった→あなたの信頼がなくなる

「早く早く!」という割には原稿の提出が遅かったり、こちらからお願いした確認事項の返事がいつまでもこなかったり。電話すると「ごめん忙しかった」

あれ?早くしたいんよね?制作チームは要望に応えてフル稼働ですよ。作っているのは人間だからね感情もあるの。悪びれもせず「忙しかったんよ~ごめんね、( ^ω^ )プッ」とか言い訳されると「・・・(-_-)」となる。言わずもがなスケジュールはケツカッチン。しわ寄せはもちろん我々制作チーム・・・。

あまりに続くと「この人ゆっとることとやっとることが合わんなぁ・・・」となり、結果あなたの信頼度が下がりますよ、って話。

本当は別に早くやる必要がない

これあるんですよ~(苦笑)よくよく聞くと特に早くやる理由がない!聞いた瞬間(えーー社長のただのわがままかよ!)と心の中で叫びます。

前までは(わっがままな社長だな!)くらい思っていましたが、あるとき気付きました。そもそもWEBサイトってものが構築にどれだけの期間がかかるかってのが分からないからなんだなと。だから何となく感覚で「早くとゆっとけばいいだろ」くらいの軽い気持ちで納期を言ってみえるのよね(笑)それからは腹も立つことなく最初に「こんくらいかかるんですよ」とちゃんと教えてあげています。

おわりに

以上「短納期は受けない」理由6項目でした。途中から一人働き方改革からテーマずれちゃったかもだけど(笑)まあ許してください。

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